NPOまつりin東京(2005/12)

◆新YOUTH初イベント!

 代々木公園で開催された『NPOまつりin東京』に出展しました。フリーマーケットやライブイベント、NPOによる出展など、様々な企画がコラボレートされたお祭りで、開発教育の説明やワークショップを行いました。

日時:2005年12月3・4日(土・日)10:00〜16:00
場所:代々木公園 野外ステージ・イベント広場 
詳しくは『NPOまつりin東京』を参照ください。

◆初冬の寒さが身にしみる!

 正直・・・・寒かった!東京も12月になるとかなり寒くなり、客足も芳しくありませんでした。このイベントは「環境」「福祉」「エンディングノート」「ミュージカル」「災害救助犬」など多様なNPOが集まります。来場者すべてが「国際問題」や「開発問題」、「開発教育」に関心があるわけではありませんが、自分たちの活動をより多くの人に伝える貴重な機会だったと思います。

◆それでもやっぱりYOUTHは・・・

 寒くて、来場者も少ないという難しいイベントでしたが、他団体の人と仲良くなったり、興味を持ってくれる人もたくさんいました。やっぱりYOUTHは元気が一番!出展しているNPOの中では一番平均年齢が低かったし(笑)、一番笑い声が聞こえていたのもYOUTHでした!

開発教育・ファシリテーション勉強会(2005/11)

◆勉強も、たまにはします(笑)

 外部のファシリテーション養成講座でファシリテーション・開発教育を勉強した岡田朋子(オカトモ)・清水千絵(ちえぞー)両名が「ファシリテーション・開発教育勉強会」 を実施しました。

◆「えっ?どこどこどんどんイマジンクイズ」(YOUTHオリジナル)

 @ペアを作る
 Aペア同士、自分の「行きたいところ(場所)」を周りの人に聞こえないように伝える
 B相手の「行きたいところ」を紙に絵で表現する(文字・記号はNG)
 C数分後、全体に向かって「この人(=ペア)はどこにいきたいのでしょうか?」

っという、ゲーム。


  今回のテーマは「デートで行きたいところ」でした。「デートで行きたいところ」のほかにも「行きたい国」「休日の過ごし方」「クリスマスに欲しいモノ」など、いろいろな応用が可能です。 今回あがった「デートで行きたいところ」は、「ゲレンデ」や「オーロラの見えるところ」など、みんなの恋愛観がちょこっと覗けたアクティビティでした(^∀^)

◆ファシリテーター講座〜開発教育ってなぁに?

★開発教育のイメージ 一人ひとり、自分の「開発教育のイメージ」を考えてみました。

  • 地球やみんなにやさしい
  • 公正な地球社会
  • 見えないところを見る
  • 教育水準を効率的に上げる
  • 持続可能な開発を実現
  • 人材育成
  • 途上国のための教育途上国のための教育
  • 自分を高める教育


★開発教育の語源

 開発教育の“開発”と“教育”を分けて考えると、 開発=development → 「de-envelopment」 と分けられます。「de」は「否定」を意味し、「envelopment」は「(封筒などを)包むこと」という単語です。
封筒は必ず何かを入れてから封をしますよね。「development」は封筒のふたを開けて、中にあるものを引き出すという意味が込められているそうです。

 教育という単語は、【education】→【educera】→【ex-ducera】:引き出す(exは押し出すという意味があります)という意味を持った単語から誕生しました。

◆ファシリテーター講座〜ファシリテーターってなぁに?

★ファシリテーターのイメージ
 各自の考える「ファシリテーター」のイメージをブレインストーミングで挙げていきました。 “ブレインストーミング”とは、とにかく思いついたアイディア、考えを紙やホワイトボードにどんどん書いていって、アイディアを出し合う作業です。意見を否定したりせずに、とにかくアイディアをどんどん出すことで新たな発見を見つけるための手法です。

  • 促進
  • 場をなごませる
  • 引き出す
  • まとめる
  • 止めたり、進めたり
  • 受け入れる
  • 対等
  • 権力を行使しない
  • 威圧的でない
  • 場にあわせた服装
  • 自ら参加する意識


などがあがりました。「目的の場所へみんなを連れて行く」という存在、っといえるのではないでしょうか。

★ファシリテーターに必要な「モノ」「意識」
 ファシリテーターがワークショップをやる時に必要な「モノ」や「意識」 を、ブレインストーミングで考えました。

「モノ」

  • 時計(タイムキープ用)
  • ペン
  • ポストイット
  • 写真
  • カンペ
  • データ
  • スケジュール表
  • 模造紙
  • リアクションペーパー
  • 磁石
  • 名札


「意識」

  • 参加者に興味を持つ
  • 目的意識を持つ
  • 柔軟な発想
  • 経験
  • 目線
  • 距離
  • 立ち位置
  • ペース
  • 参加者に合わせたWS選び
  • 様々な価値観
  • 寛容な心

 
色々とあがりました。どれも重要なコトですが、ファシリテーターにとって特に重要なのは、

●場づくり 
●プログラム(=目的と合っているか)
●ファシリテートそのもの(=ファシリテーターの立ち居振る舞い) の3点です。

Bワークショップマネジメント

★6W2H
 ワークショップをつくる際、英単語の6W2Hの要素を抑えてワークショップを実施しましょう。

Why :なぜ →目的
Whom :誰に →対象
When :いつ →日時
Where :どこで →場所
Who :誰と →共催、協賛、協力、後援、ゲスト等
What :何を →主な内容
How :どのように →手法
How much :いくらで →参加費、会場費etc

*参考文献* 『ファシリテーション革命』 中野民夫 岩波アクティブ新書


★ワークショップ(workshop)の意味
  ワークショップは「仕事の現場:作業場」という意味がの単語です。工場や作業現場を見ると、いくつモノ作業や複数の工程を順番にこなして製品や建物ができますよね。ワークショップとは、「一方的に伝えるのではなく、みんなで作っていく場」なのです。ワークショップを作る時、アクティビティを組む時は、これらのことについて考えながらつくっていくといいかもしれませんね。

★「プッシュとプル」
 ファシリテーターは「pull」と「push]を使い分けることも大切です。具体的には、

pull(プル)」 ・・あいづちを打つ、受け入れの態勢、知らないふりをする、沈黙を作る、褒める
push(プッシュ)」・・問題提起、要約、時間の制約、提案する、締めくくる、挑発する、突っ込む

★「聞く・聴く・訊く」
  ファシリテーターは「教える人」ではありません。むしろ「教わる人」なのかもしれません。発言者の言葉をしっかりと「傾聴」し、その人の発言をしっかり聞くようにしましょう。「hear」ではなく、「listen」・「ask」を心がけましょう。

★オープンクエスチョンとクローズクエスチョン
  質問の仕方にも気をくばるのがファシリテーター。「どう思いますか?」と意見や感想を聞く『オープンクエスチョン』と、「○○についていいと思いますか?悪いと思いますか?」と選択肢を絞る(Yes/Noクエスチョン)方が『クローズクエスチョン』です。状況に応じて使い分けるのがうまいファシリテーターです。

グローバルフェスタ(2005/10)

◆年に一度の国際協力ビッグイベント!

☆「知る」から「行動する」へ☆
  〜ミレニアム開発目標への挑戦〜

 開発教育協会(DEAR)として出展しました。ちえぞ〜(写真中央)中心に、YOUTHの活動紹介やワークショップの実施などをしました。

 

DEAR-YOUTH 第一回合宿(2005/02)

◆はじめての合宿♪

 合宿で話し合われた主なテーマは持続可能な開発のための教育(ESD)です。YOUTHの「ESDとはこういうことだ!という概念」を共有し、8月のDEAR全国研究集会でどのように私たちの考えるESDをワークショップで表現するか、その方向性を決めることが目的でした。

◆『新宿区 まちの先生見本市』見学

  合宿の前に大久保の柏木小学校で開かれていた『まちの先生見本市』に行ってきました(2004年も参加)。環境に関する取り組みを行っているNPOや企業がブースを出し、活動紹介をしていました。メインステージは世界中の音楽が演奏されとても和気藹々とした雰囲気でした。

◆YOUTHの考えるESD

 合宿参加メンバーの報告より抜粋。

「ものすごく複雑で大きな概念を捉えようとしているのだから、無理して短い言葉にすると単純になりすぎてしまって、大切な言葉が省略されすぎてしまう。それならば難しい言葉を使っても、YOUTHがどう考えるか、それをどのように伝えるのかが重要。その言葉の中で人によって違う捉え方をするものがあならば、(注)をつけてその部分について名前を出して一人ひとりが考えを書けば良いのでは?そこでできた文章はずっと使い続ける絶対的なものではなく、毎年のよ うに更新していくことができるようにすれば、一人のメンバーが1年間で成長し、違う考えを持つに至った証にもなるし、メンバーが次々と入れ替わっていくYOUTHらしさがでるのではないか。この作業が毎年行われるのであれば、それは持続可能なYOUTHだと言える(笑)」。

☆「現在および将来世代において、財が構成に配分され、すべての個人が自分の善き生の構想を追及しつつ、生態系を破壊せずに他の生物と共生していける完全循環型世界を目指す教育」

★「未来世代を含め、独自にdevelopしていく力を持ち、独自の価値観を有するcommunity、あるいは人々が互いに手を取り合い、多様性を認めながら人間同士、あるいは自然との関わりなどあらゆる問題を解決し、すべてがイキイキしながら存在していける完全循環型世界を目指す教育」

◆そして生まれたYOUTHのESD

 みんなの思いがだんだん一つにまとまってきました。 ここで(主体)(客体)(姿勢)(目的)に分けて考えることに。ついに完成!2005年YOUTHのESDは「YOUTHのまちづくりWS+時間軸」のWSに挑戦することに決定!!その名も「YOUTHまちづくりWS アドバンス」。

 内容は、実際に持続可能なまちを実現した例を取り上げ、それをもとにまちづくりをしようというもの。さまざまな住民たちの話し合いから、どのようにすれば持続可能なまちになるのかアイディアを考えていくような形式を今のところ考えています。YOUTHが考えたESDは【コチラ】から

国際協力フェスティバル(2004/10)

教材販売してきました

 東京の日比谷公園で開催される国際協力のお祭りに出展。今回はDEARの書籍販売のお手伝いです。手伝いと同時に積極的にDEAR−YOUTHの宣伝活動も行いました。毎年行われるこの「国際協力フェスティバル」はNGO・NPOをはじめ、JICA、外務省といった機関まで参加する大規模な催し物です。

 日本全国から国際協力に関心のある人が大勢訪れます。初日は良い天気で客足も快調でした。でも二日目はあいにく雨ザァザァー。それでもDEARの書籍に興味を持ってくれる人がたくさんいました。学生もたくさん来てくれて、DEAR-YOUTHの宣伝効果は抜群でした。活動に興味を持ってくれた人、ミーティングに参加したいという人など、多くの人が訪れてくれました。

開発教育協会(DEAR)

DEAR-YOUTHは、
【開発教育協会(DEAR)】の
ユースチームです。

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